行政書士会・支部との付き合い方

行政書士として活動するには、都道府県の行政書士会とその支部に所属することが必須となります。このページでは、僕の実体験から、行政書士会や支部との関わり方について書いてみたいと思います。

(このページは編集中です)

  1. 行政書士会の行事
  2. 役員について
  3. 積極的に関われば仕事がもらえる?

1.行政書士会の行事

※以下は僕の所属会のケースです。会によって若干の相違があると思われます。

行政書士会では、「研修会」「新年会」「定時総会」などの行事が催されます。また、行政書士会の下部組織として「支部」がありますが、支部でも「研修会」「新年会」「総会」が催されます。

それぞれの行事について、その内容を簡単にご説明します。

1-1 研修会

書士会・支部それぞれで、年に4回くらい開催されます。

研修会のテーマは、法改正が予定されているようなタイムリーなものから、建設業許可・相続・入管などの定番的なものまでさまざまです。

講師についても、その分野に熟練したベテランの先生や役所の職員さん、大学の先生、公証人の先生などさまざまです。

参加費については、無料または1回1,000円くらいの場合がほとんどです。

研修会への参加は必須ではありませんので、僕の場合は、参加の意義・必要性を十分に見極めた上で参加するようにしています。実務については、基本的に自助努力です。

初歩的な内容であれば「実務の知識をどうやって得るか?」で書いたように、自分で習得した方が時間的に早い場合もあります。しかし中には、現場で経験しないと分からないようなことを教えてもらえることもあります。(このHPでも、できるだけそういうマニアックなことを書いています!)

さらっと教えていただけることでも、その先生がたくさんの時間を使って、たくさんのお金を使って、たくさん恥をかいて得てきたノウハウです。間違っても「会費を払っているんだから教えてもらって当たり前」などど考えず、ありがたく拝聴したいと思っています。

1-2 新年会

例年、1月頃に行われます。書士会・支部共に開催されます。講師の先生をお招きしての講演会+宴会、という感じです。

僕の場合、同業者とお会いする機会はあまり多くないので、新年会は結構楽しみです。同年代の書士と酒を注ぎ合い近況を話したり、大先輩からウラ話をお聞きできたり、古き良き時代のことを聞くことができたり。

市長さんや知事さん、地方議会の議員さんや国会議員さん(※代理で秘書さんが出席される場合もあります)も参加され、色々とお話することもできます。

同業者と飲みに行ってばかり、というのはどうかと思いますが、年に1,2度くらい同業者と顔を合わせるのもいいんじゃないでしょうか。

1-3総会

例年、5月頃に行われます。やはり書士会・支部共に開催されます。会社でいうところの株主総会ですね。

事業報告・会計報告、事業計画・予算について話し合われ、決議するというものです。

また、会長選挙、理事・監事などの役員選任についても総会の場で行われます。

淡々と進んでいくこともあれば、かなりヒートアップして激論が交わされる、ということもあります。(そんなに滅多にはないですが。)

無事に総会が終われば、新年会の時のように懇親会へと移っていきます。

ちなみに、一度だけ総会議事録の作成を仰せつかったことがあります。3時間くらいにも及ぶ総会をiPhoneで録音し、2人でテープ起こしをし、議長・議事録署名人に印鑑をもらいに行く、というものでしたが、かなり大変な仕事でした。

2.役員について

僕は支部の理事と書士会の某委員を経験したことがあります。正直言って、大変でした。

1人事務所だと自分の判断で何でも思い通りになりますが、組織の中で仕事をすると、当然のことながらなかなか思い通りにはなりません。勤めていた頃の感覚を思い出します。

そういった意味で、色々と勉強になることがあります。

ところで、理事になると何か得するようなことがあるかというと、特にありませんでした。むしろ、自分の仕事以外に、会務に関する電話をかけたり、会務で出かけることが増えたりと、最低限の日当はいただけたものの、出費も結構ありました。

基本的に町内会の班長と同じような感じで、誰かしらがやらなければいけないことを、順番が回ってきたので担当した、ただそれだけのことです。

3.積極的に関われば仕事がもらえる?

それはないですね。はっきり言って、行政書士本業で儲かっている人は一握りです。同業者に外注に出すほどの案件をもっている方は極めて少ないと思います。その反面、億の売上を上げている方がいらっしゃるのも事実です。

ただ、人脈を作ることはできます。良くも悪くも、ですが。

「1人では心細い」なんていう甘いことを言っていたらこの業界では生きていけませんが、やはり何かあった時にちょこっと相談のできる同業者がいるというのは、精神衛生上良いことだと思います。

開業本で「会の行事に参加するのは無駄」のようなことが書かれているのを読んだことがありますが、その言葉を鵜呑みにするのではなく、まずは一度参加してみて、ご自身で判断されるのが良いと思います。

スポンサーリンク